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SQLとは

SQLは、ISO等で国際的に規格化された標準的なデータベース言語です。主にリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)で使用され、データベースオブジェクトの作成、データの挿入、検索、更新、削除などの操作を行うことができます。

SQLは以下のように機能、用途別に3種類の言語に分類されます。

  • DDL(Data Definition Language):主にデータ定義を行う言語であり、RDBMSを構成するデータテーブルの作成や削除等を行います。
  • DML(Data Manipulation Language):主にデータ操作を行う言語であり、データテーブルに格納するデータの追加や検索、更新、削除等を行います。
  • DCL(Data Control Language):主にデータ制御を行う言語であり、特定のデータへのアクセス権の管理等を行います。

上記で分類された言語の中でもよく利用されるSQL文には以下のようなものがあります。

  1. CREATE:データベースオブジェクト(テーブル等)の新規作成
  2. INSERT:データの挿入
  3. UPDATE:データの更新
  4. DELETE:データの削除
  5. SELECT:データの抽出(検索)

SQLの主な特徴は、大量のデータを効率的かつ体系的に管理できる点にあります。現代の企業や組織では、データベースを用いて大量のデータを収集、保存、分析し、ビジネス上の意思決定を行っています。これを実現させるにSQLによる効率的なデータベース操作(データの格納や更新、削除、アクセス権の管理など)が重要となっています。

この記事の編集者

大野 誠司

大野 誠司

日本のIT変革の一助となりたいと考え(株)グローバル・パートナーズ・テクノロジーに新卒入社。 主に民間企業の情シス業務に従事しつつ、IT調達ナビでシステム発注に役立つ記事を展開するというメディア運営業務にも携わる。

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