わたしたちは、「発注者」の立場から経営戦略をベースにした「IT戦略」を立案します。ITによる事業価値の創造、効率的な投資、リスク管理ができるガバナンス体制を構築することで、顧客の業務変革と企業成長に貢献していきます。
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「システム開発は、
IT会社に任せておけばいい」
という発想、危険です。日経コンピュータが2018年度に実施した調査(※)では、システム開発プロジェクトの約5割が失敗している、との結果が出ています。10年前の調査では、成功率はわずか3割程度といわれており、大幅な改善がみられたとも言える一方で、まだまだ非常にリスクの高い投資であると言わざるをえません。当社は、多くの原因は、開発プロセスではなく発注プロセスにあると考えています。この国では、これまでシステム開発会社に依存したシステム導入が常態化していました。ITエンジニアは開発のプロです。ですが、現状分析から経営課題を抽出して、何をシステム化すればいいのかを明確化するプロではありません。システム発注側のIT知識・体制不足、ひいては「主体性」が不足した状態で、曖昧な発注となり、そのままシステム開発がなされた結果、右記のようなトラブルが多発しているのです。
※2018年度 日経コンピュータ ITプロジェクト実態調査 -
- 要求を明確に定義しない
まま、曖昧な内容の発注 - 事後的な要求の追加、
システム会社任せの
プロジェクト管理 - 使えないシステム
ビジネスチャンスの喪失 - スケジュール遅延
開発費増大
ニーズとの乖離
発注プロセスの
甘さから発生する
トラブルスパイラル - 要求を明確に定義しない
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わたしたちが顧客のIT発注体制に参加、
プロジェクトを成功へと導きます。経営戦略をベースにした「IT戦略」の立案と実行を得意とするGPTech。お客さまのプロジェクトに加わり、一体となってIT戦略の立案・実行をサポートします。また、当社はシステム設計・開発を事業としておりません。システム会社からの発注を受けることも一切ありません。常に中立的な立場で、最適なIT企画を策定し、最適なシステム会社を選定いたします。
GPTech最大の特徴は、「関与の最適化」。
IT投資全体の投資対効果を最大化するために、
当社がどのような関与をすべきかの
見極めにこだわります。
当社と多くの一般的なITコンサルティング企業との違いは、2つあります。1つは、発注者側でのIT導入プロジェクト推進に特化していること。もう1つが、「協調型アウトソーシング」による関与範囲の最適化です。ビジネスにインパクトを与えるIT環境を整えるためには、事業に詳しい顧客とIT専門家である当社が一体となることが不可欠です。GPTechは、顧客の体制やプロジェクトの難易度、中長期的な顧客担当者による自律的な運営の方針を見据えて、当社の関与範囲を最適化する提案にこだわります。その結果、システム会社への発注も含めたIT投資全体の投資対効果を最大化できるとともに、業務を通じて知見を提供することで顧客社員の育成にも貢献していきます。