- 今日、社会インフラや企業経営において、ITの重要性はますます高まっています。しかし、「情報システム開発プロジェクトの成功確率は全体の52%に留まっている」とする調査結果もあり、投資リスクは依然として高止まりしているのが実情です。
当社では、情報システム投資を成功させるために重要なことは発注者体制の強化であると考えています。不十分な体制で投資を進めれば当然リスクは高まってしまいますが、一方で新規システム導入や基幹システム刷新の機会は限られており、発注者側に必要な知識や経験がなかなか蓄積されにくいのが実情です。このような状況を踏まえ、発注者の体制強化に貢献したいという想いから当社を創業しました。
当社は”CIOアウトソーサー”というコンセプトのもと、高度な戦略知見と実務・作業レベルのリソースをともに提供し、クライアントのIT投資プロジェクトを伴走型で支援しています。その中で当社が大切にしている考え方は、IT投資の成功をゴールとするのではなく、クライアントのIT体制の強化をゴールとするということです。 - コンサルティング企業は、ともすると”手厚いサポート”という聞こえの良い提案を行うことでクライアントの丸投げ姿勢を助長し、かえってクライアントを弱体化させてしまうことがある、ということを強く肝に銘じておく必要があります。IT投資を成功に導きつつも、必要以上に手を出し過ぎずにクライアント社員の主体性と成長を促す、このバランスを見極めるのは非常に難しいことですが、当社では”関与の最適化”という方針を掲げ、関与のあり方の最適解を探究しています。
また、発注者の体制強化の手段はコンサルティングだけに留まるものではありません。より多くのクライアントに当社のIT調達のナレッジを活用していただけるようなサービスも展開してまいります。
真に発注者体制の強化に貢献できるサービスを目指して。これからも妥協なく追求してまいる所存です。代表取締役社長